2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

不幸のからくりⅩⅥ

人類は、自己保身(支配欲と依存心)から脱却していない。 その人間の心が、今の世界を形作っている。 これが、現状なのです。 今の世界の二大大国、アメリカと中国を見てみましょう。 アメリカは、自由主義を掲げていますが、一握りの大富豪が、全体を牛耳…

不幸のからくりⅩⅤ

世の中の矛盾を解く解かないは私たち次第 平等を旗印に掲げる者たちが、実際には力による人間支配を目指し、 自由を旗印に掲げる者たちが、金による人間支配を実行してきました。 同様に、、、 人権を唱える者たちは、その裏で自分が権力や金を握ることを目…

不幸のからくりⅩⅣ

矛盾 歴史の事実として、、、 平等を旗印にした共産主義が、完全なる不平等社会(ソ連、中国、北朝鮮)を実現しました。 そして、、、 自由を旗印にした自由主義が、奴隷貿易という完全なる自由剝奪(西洋列強)をしてきました。 これは、明らかに、、、 矛…

不幸のからくりⅩⅢ

学ぶと鵜呑み 事実として歴史は、平等を旗印にした共産主義が、完全なる不平等社会を実現し、 自由を旗印にした自由主義は、奴隷貿易という完全なる自由剝奪をしてきました。 明らかに、、、 人類の歴史は、矛盾と偽りに満ちています。 しかし、、、 「それ…

不幸のからくりⅫ

学び 植物も動物も人間も成長期間を経て成熟するようになっています。 そかし、、、 人間だけは、その期間学びが不可欠です。 つまり、、、 人間は、学ばずには成人(自立した人)できないように成っている、、、 と言うことです。 福沢諭吉先生は「学問のす…

不幸のからくりⅪ

松下幸之助先生の言葉にちなんで、、、 日本の伝統的精神は「主座を保つ」と「和の精神」だと言いました。 これは、自分の中に縦と横の軸を持つということです。 そして、「衆知を集める」ですが、、、 これは、常に自分の中の縦横の軸のぶれを正すというこ…

不幸のからくりⅩ

子供が成長し、やがて大人になり自立して行くのは自然の流れです。 子供の時は稚気を離れることができず、目の前にあるおもちゃや食べ物に執着し、兄弟喧嘩をしたりするものですが、大人になるとそういう目先の些細なことに囚われなくなります。 それは、、…

不幸のからくりⅨ

グローバリズムとナショナリズムの本質 「主座を保つ」という言葉があります。 松下幸之助先生の言葉です。 これは、、、 「日本人としての自立性・主体性を保つ」という意味ですが、 松下先生は、これを日本の伝統精神の一つに挙げています。 例えば、、、 …

不幸のからくりⅧ

人類の不幸 子供がオモチャを取り合ってケンカをするのは、仕方がありません。 子供だからです。 子供は成長過程で様々な社会のルールや、人としての道理や美徳などを学んでゆくものだからです。 人間、一個人に成長過程があるように、、、 人間全体(人類)…

不幸のからくりⅦ

「不幸と自立出来ないことを繋げて考える」、、、 ということを、通常、人は、あまり致しません。 それで、、、 「稚心(偏り)を拭うこと」の重要性を、真剣に考えるということも、 また、、、無いのです。 そこに、、、 「不幸のからくり」が潜んでいるの…

不幸のからくりⅥ

「偏り」をまた別の言い方をしてみますと、、、 「稚心」です。 どういう事かというと、、、 幼稚な子供は、母の膝を独占したがり、甘いお菓子を食べたがり、オモチャを欲しがります。 兄弟がいれば、それらを奪い合うために喧嘩します。 つまり、、、 幼児…

不幸のからくりⅤ

自分の癖が、不幸の関係性を作っている。 では、、、、 癖とは何でしょうか? 一言でいうと「偏り」です。 偏見、思い込み、歪み、党派心、、、、という偏った思いのことです。 そして、、、 癖(偏り)が弱点である、、、というのは、 偏っていることに気付…

不幸のからくりⅣ

弱点は突かずにはいられない、、、? 昔の人は、 「人間無くて七癖」と言いました。 また「一歩外を出たら七人の敵がいる」、、、 とも言いました。 これを、、、 少し言い方を変えて見ます。 七癖と言うのは、私の弱点のことであり、、、 七人の敵とは、そ…

不幸のからくりⅢ

不幸のからくりを解くカギ 表面的には、、、 不幸は、加害者と被害者として現れます。 いじめで言うならば、いじめる側といじめられる側となります。 しかし、、、 いじめる側が、誰か他の者からいじめられることもあり、 いじめられる側が、他者をいじめる…

たぬきの尻尾13

非難の矛先を外に向ける (たぬき)政治家の常套手段の一つです。 自分を正当化するために対立候補を非難する、、、 失策を誤魔化すために隣国を非難する、、、 世論の支持を得るために敵国に戦争を仕掛ける、、、など。 自分の支持率を上げるために、外に敵…

たぬきの尻尾Ⅻ

では、自分の中のたぬきとは何でしょうか? 一言で言うと甘え(依存心)です。 「誰かが自分を幸せにしてくれる、、、」 というの甘え(依存心)による幸福観に すべての端を発しています。 でもこれは、、、 幸福というものを取り違えています。 なぜなら、…

たぬきの尻尾Ⅺ

世の中に たぬきの化身がいれば、、、 たぬきの手先もいる。 たぬきの同調者がいれば、、、 たぬきに踊らされている者もいる。 彼らは、皆、、、 加害者であると同時に被害者です。 政治家や知識人、マスコミや教育界、その他様々な組織の中に、、、 たぬき…

たぬきの尻尾Ⅹ

たぬきとは、何でしょか? たぬきとは、、、誰か特定の人間を言っているのではありません。 もちろん、動物でも妖怪の類でもありません。 ここで言うたぬきとは、、、 人間の(無自覚な)求めに応じて、人間の内部から発生するものです。 それは、まるで悪霊…

不幸のからくりⅡ

不幸には需要と供給の関係がある。 世の中から悪人が無くなれば、それに越したことはありません。 しかし、、、 世の中を深く観察してみると、、、どうも、そうはならないように思われます。 なぜなら、、、不幸には需要と供給の関係があるからです。 つまり…

不幸のからくりⅠ

たぬきとは、何か? たぬきとは、誰か特定の人間を言っているのではありません。 もちろん、動物でも妖怪の類でもありません。 私たち人間の中にある不幸の原因を指して言っています。 不幸は、単独で発生するのではなく、必ず関係性の中から生じます。 その…

たぬきの尻尾Ⅸ

たぬきの工作で、最も深刻なのが、、、宗教です。 マルクスは「宗教はアヘンだ」と言いました。 しかし、、、 これも、、、「すり替え」です。 宗教がアヘンなのではありません。 宗教の中に入ってしまった党派心がアヘンなのです。 それで、、、 党派心(自…

たぬきの尻尾Ⅷ

たぬきの工作の最たるものが共産主義革命 マルクスは「宗教はアヘンである」と言いました。 これは①の縦軸の分断工作です。 共産主義は、全ての宗教と思想と伝統を否定します。 自立心のない「今だけ、カネだけ、自分だけ」の人間を作るためです。 そして「…

たぬきの尻尾Ⅶ

たぬきの工作 和の精神とは、単に A と B が仲良くするというところにあるのでありません。 心に一本筋が通っていることが、和の精神です。 中心軸(縦軸)が立っているからこそ、 A と B という横軸のバランスが取れるのです。 だから、和の精神が生きてい…