たぬきの尻尾13
非難の矛先を外に向ける
(たぬき)政治家の常套手段の一つです。
自分を正当化するために対立候補を非難する、、、
失策を誤魔化すために隣国を非難する、、、
世論の支持を得るために敵国に戦争を仕掛ける、、、など。
自分の支持率を上げるために、外に敵を作り、民衆を煽りたてるというやり方は、
過去にも、、、今の時代にも、、、
そして、世界中どこにでもある話しです。
でもどうして?
民衆はいとも簡単に、
このような見え透いたやり方に、乗っかってしまうのでしょうか?
突き詰めていくと、、、
結局は自分の中のたぬきに行き着きます。
甘え(依存心)と曖昧と誤魔化しです。
「人が幸せにしてくれる」と思っている人は、何か不都合なことがあると、今度は
「人のせいにする」ということです。
自分で覚悟を決めて、真実を追求し、責任の所在をハッキリさせるということをしません。
しんどいからです。
人任せにして、あいつが悪い、、、と騒いでいる方が楽だからです。
ですから、、、
たぬき政治家は、私たちの中のたぬきが作っている、、、
と言っても過言ではありません。
需要と供給の関係なのです。
自分のことは棚に上げて「あいつが悪い!」と叫ぶたぬき政治家は、
自分の中の矛盾を曖昧にしたいと思う者にとっては、、、代弁者であり、ストレスのはけ口になっているということです。