グローバリズムの真実9

 党派心とは!

党派心とは、自分の中の真実を抹殺する働きです。

例えば、、、

真実を求めて信仰の道に入った者が、宗教組織の中で地位ができたりするといつの間にか権力に媚びたり、権力を振るったりする真実のない人間になっていた、、、。

国のために純粋な志を抱いていた政治家が、いざ権力を手にしてみたらいつの間にか富と権力欲に汚れてしまった、、、。

会社でもそうです。

新人の頃に権力を振るう嫌な上司に苦労して、自分は絶対こうはなるまいと思っていたはずが、いざ◯◯長という立場になると、部下に権力を振るう傲慢な上司になっていた。

こういうことは珍しい話ではありません。

いえ、むしろ、、、こんな話ばかりです。

なぜでしょうか?

彼らはもともとは善良な人間だったのにです。

善良な人間が、何処かで何かの拍子にひっくり返って、自分でも嫌気がさすような人間になってしまうのです。

 

これこそが、党派心の働きなのです。

人間には、一瞬の判断の誤りを起こさせる衝動というものがあります。その一瞬の衝動が、自分の中にある真実を抹殺してしまうことがあるのです。

これが、党派心の働きです。

その結果、、、人は、自分の求めていたものと全く違う方向に引っ張られてしまうのです。

人が人生を振り返った時に「あの時にあーすればよかった、こーすればよかった」と後悔するのはこのためです。

 

善悪の判断よりも党派心が勝る人間の弱点

党派心は私利私欲と権力をくっつけようと働きます。

人が瞬時に自己保身に動いてしまうのもその働きの一つです。

それは善悪の判断よりも、一瞬速く動きます。

これが、人間の弱点です。

人間が間違えるのは、このためです。

後になって後悔するのは、善悪の判断が一足遅れてやってくるからです。

マルクス主義者が突てくる人間の弱点も、これです。

ということは、、、

逆に

人間が、党派心を克服したら人生に失敗はなくなる、、、、?

恐らくそうなります。

権力に媚びたり、金に目がくらんだり、巧みな口車に乗せられるようなこともなくなる、、、?

理屈として、多分そうなります。

 

いままでそうならなかったのは、、、

私たちが、自分の心の中身についてあまりにも無関心であったためです。

考えてもみなかったし、教えられることもなかったからです。

いや、むしろ

意図的に(人間の弱点につけ込む者たちによって)隠されてきたのかも知れません。

少なくとも詐欺師やマルクス主義者(グローバリスト)たちは、

この人間の弱点については(自分たち以外)

誰にも気づいて欲しくないと思っているに違いありません。

人間の弱点につけ込むことを生業にしている彼らにとって

これはまさに死活問題だからです。

 

党派心とマルクス主義者(グローバリスト)は需要と供給の関係?

人間が、この弱点を克服するに至ったその時は、

彼らの思想も、彼らの存在自体も消えてなくなることでしょう。

ということは、、、

私の中の党派心とマルクス主義者(グローバリスト)は連動しているということです。

需要と供給の関係みたいなものです。

あるいは裏表、因果関係、、、と言ってもいいかも知れません。

つまり、、、

結果としての彼らの悪事を責めても始まらない、、、

原因は自分の中の党派心にあるということなのです。