邪気9

祈りと呪詛

 

人は、、、

子供を持てば、その子の健やかな成長を祈り、家庭をなせば家内の安全を祈り、広くは国の安寧や、世界の平和を祈ります。 

人間とは、本来祈る存在なのです。

 

では、、、

なぜ人は、祈るのでしょうか?

祈りは(人間にとっての)生命線だから、、、

なのでしょう。

生命線とは、命の繋がりです。

それが切れることは、まさに死(破滅)を意味します。

それで、、、

人は(命の繋がりを保つため)平和、安全、無事を祈るのです。

 

この祈りに反する概念が、呪詛です。

呪詛は、この生命線を意図的に断とうとする念です。

私たちが、願いもしない不幸に見舞われるのは、、、

これの影響によります。

世の中に、、、

人の健全な命の連鎖を分断し、

調和のとれた世の中を潰そうとする明確な意図がある、、、

ということです。

 

ということは、、、

私たちの幸・不幸を決定するのは、、、

自分の祈りが、、、

世の中に仕組まれている呪詛に勝るのか、、、

呪詛が自分の祈りに勝るのか、、、

によるということなのでしょう。

 

また、私たちの世の中が、、、

平和を保つのか、、、

崩壊するのかを決定するのは、、、、

祈る人間たちの念が勝るのか、、、

呪詛する人間の念が勝るのか、、、

によるのでしょう。