邪気6

噓が邪気の本質

 

もし、、、

人が、噓を心の中心軸にすえてしまうと、、、

その人は、破滅することはあっても、

自立することは、ありません。

 

傾いた柱で、家を建てるのと同じで、、、

まともに立つはずがないからです。

 

そして、、、

同じ理由で、自立心のない人間が、家庭や国を守れるはずが、、、

ないのです。

 

つまり、、、

噓が、人の自立心を潰し、、、国も潰すということです。

噓こそが、邪気の本質なのです。

 

一生懸命に勉強すればするほど、、、

自立心の欠如した大人ができてしてしまう、、、。

こんな馬鹿げたことはありません。

でも、、、

その馬鹿げたことが起こっているということは、、、

教育に噓があるということです。

 

例えば、、、

「経済的自立」という言葉がそうです。

経済は、本来「回すもの」であって、自立するものではありません。

経済が、よく回ればこそ、皆が自立できるようになる、、、

これが、本当なのです。

 

しかし、、、

学校では、経済的自立という(噓の)言葉をわざと教えるのです。

自立心を断つためです。

 

仕組みは、こうです。

経済的自立こそが、人間の自立であると印象操作をします。

 

でもこれは、、、

「カネを稼ぐのが自立だと言っている」のですから、、、

はなはだしいです。

奴隷がプラントで働かされて金を稼ぎ、動物が動物園で人を集めて金を稼ぎ、ロボットが工場で動いて金を稼ぎます。

経済と精神の自立とは全く別の問題なのです。

 

しかし、、、

判断力のない子供たちは、これを鵜呑みにしてしまいます。

すると、、、

どうなるでしょうか? 

当然、、、人はカネに執着するようになります。

カネの奪い合いになります。

貧富の格差ができます。

そして、、、

富のある者は、地位や名誉や財力の依存者(カネと権力の亡者)になります。

貧困者は、時給に依存した低賃金(奴隷的)労働者になります。

経済的自立と言いながら、、、

その実は、精神的な自立をした者は、どこにもいない、、、

完全な、依存者だらけの社会ができあがるようになっているのです。

 

学校でこのような嘘が、公然と教えられているのですから、

一生懸命に勉強した人ほどおかしくなるのは、当たり前の話しです。

そして、

一生懸命に嘘の教育を受けた者が、社会を指導しているのですから、、、

社会がおかしくなるのも、また当然のことです。 

 

社会に邪気が蔓延しているのは、、、

噓が、まかり通っているからです。