マウントをとる
マウントをとるという言葉があります。
最近このような言葉が違和感なく使われています。
ということは、、、
私たちは、ますます人間を優劣の関係とか上下の関係でしか見られなくなっているということの証拠です。
それだけ唯物思想が浸透しきっているということですね。
恐ろしいことだと思います。
支配・被支配という不幸の構図にすっぽりとはまっています。
繰り返しになりますが、、、
人間の判断基準が、地位の上下とか、力の優劣とか、財力の有り無しというものになると、、、
そこには、対立と奪い合い、争いと不幸しか生まれません。
残念ながら「弱きを助け強きをくじく」というような日本の美徳は死語になりつつあります。
本来日本人は、人間の価値が力の優劣などといったものではなく、清廉潔白な精神にあることを誰でも知っていたはずなのにです。